世論の批判的な意見に逆らえなかったということでしょう。
ゆとり教育じゃないですが理念は正しいと思うんです。それがこれだけ反感を買ったのはどうしてなんでしょう?
父親もPTAに参加しよう、母乳育児の薦め、TVばかり見せるな、どれももっともな意見です。
それが批判を浴びるのは、わかっているけどできない人がいるという現場の気持ちを理解できていないことに尽きるのではないでしょうか?
母乳育児と言い出す時点で、誰でも母乳育児ができるわけではないことに気がつかないのはおかしいし、音楽や演劇鑑賞なんて未就学児おことわりがほとんどなのに何言っちゃってんの?て感じですよね。
机上の空論をいくら並べても、ゆとり教育を導入した時から何の進歩もないと思います。
お上の一方的な押し付けというだけでも反発を買いやすいのに、内容がこれでは受け入れろという方が無理な気がします。
愛国心の押し付けにも通じるものがあります。
正論を振りかざせばいいというわけではないですよね。身近な例でも、評論家的な立場から無責任な正論を振りかざしても、実行が伴わない人って相手にされないですよね?
我々親の立場としても、批判するのは簡単ですが、客観的に見ればいいことを言っているところもあります。これに縛られることはないですが、自分の理想とする子育てに近づく努力は怠らないよう、気を引き締めていきたいものです。
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【編集後記】
少し前になりますが、メーデーのニュースを子供と見ていました。
ネットカフェ難民による抗議デモの様子が映し出されていました。
その中に、マックで夜を過ごそうとしたのに追い出されたといった大勢のマック難民の姿が。
それを見た、いっくんの一言。
「マックって人気あるんだねえ」
このまま伸びやかに育ってほしいものです。